DNSの仕組みについては個人ブログだと詳しく知る必要はありませんが、独自ドメインを取得したときはネームサーバーの設定で一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。当記事ではDNSの仕組みを分かりやすく解説します。
DNSとは
DNSはドメインネームシステムの略です。
DNSは人間にわかりやすく文字列にするシステム
DNSとは何かと言うとインターネットの仕組みであり、数列のIPアドレスを人間がわかりやすくするために文字列に変換する仕組みのことをDNSと呼んでいます。
183.181.83.63 ⇒ yublog.jp
WebブラウザのURL欄に入力するときに数字だけだとわかりにくいので、アルファベットの文字列の入力を可能にする仕組みです。
実際は下記の情報をDNSがやり取りしています。
yublog.jp. 3600 IN A 183.181.83.63
↑左からドメイン名、 TTL 、クラス 、タイプ 、データです。
上記のそれぞれのの意味は次のとおりです。
- ドメイン名:独自ドメイン名
- TTL:情報を保持している時間(秒)
- IN:インターネットの略です
- タイプ:Aレコード
- データ:IPv4アドレス
NSとはネームサーバーの略でDNSの別名
DNSに関しては個人ブログで関係があるのはレンタルサーバーのネームサーバーの設定です。それ以外の細かいことに関しては個人が任意で変更操作することは出来ないし不要です。
ドメインを取得した会社のDNSにレンタルサーバー側のDNS(ネームサーバー情報)設定を登録する必要があります。
もしレンタルサーバー会社もドメインを取得した会社も同じ会社なら細かい設定は不要なので楽ですが、ドメインを取得した会社とレンタルサーバー会社が異なる場合はDSNの設定は必須なので注意が必要です。
細かいDNSの仕組みなどを理解する必要は一切ありません。理解しようとしても大変なだけです。個人のブログ運営にはまったく関係のない領域なのでスルーで大丈夫です。
ちなみに、DNSの仕組みについて詳しく知る必要があるのは会社や個人でもレンタルサーバーサービスを使わずに自前でサーバーを用意する場合だけです。
まとめ
個人ブログではDNSの仕組みについて詳しく知る必要は一切ありません。
レンタルサーバー会社とドメインを取得した会社が違う場合にはネームサーバー(DNS)の設定は必須になります。
どのレンタルサーバー会社でも詳細な手順はWebサイトに載っているのでその通りにすればいいだけです。
DNSの仕組みについて詳しくなっても個人ブログに有益になるようなことはありません。
とはいうものの、個人ブログでも人気ブログに成長した場合に限ってはDNSの仕組みを知っていた方が有利です。なぜなら、アクセス数が多くなってCDNという負荷分散サービスを使う場合にはDNSの変更が必要になるからです。その場合はDNSの仕組みを多少知っていると自分で設定することが可能です。とはいえ、これもWebで調べれば済む話で、簡単な操作で完了してしまいます。。
なので、DNSについての知識が必要なのは会社や組織でWeb関係の仕事に携わっている場合だけです。