ワードプレス(WordPress)の投稿記事や固定記事内にその記事の閲覧数を表示させることができるプラグイン Page View Count を解説します。
- Page View Count の使い方と詳細な設定方法がわかります
Page View Count で実現できること
WordPressのプラグイン Page View Countを導入すると投稿記事や固定記事等の好きな位置にページビューカウント数(閲覧数)を表示させることができます。
機能はこれだけのシンプルなプラグインです
- 投稿記事や固定記事の閲覧数を利用者に見せることができます
Page View Count のインストール方法
Page View Count プラグインをWordPressにインストールする方法を解説します。
- WordPressのダッシュボード(管理者画面)の「プラグイン」をクリックします
- 「新規追加」をクリックします
- 検索ボックスに”Page View Count ”と入力すると下に検索結果が表示されます
- ”Page View Count”の「今すぐインストール」ボタンをクリックします
↑Page View Count のインストールが完了すると有効化ボタンが表示されるのでクリックします。
これでPage View Count のインストールと有効化は完了です。
Page View Count の設定
Page View Countプラグインを有効化するとダッシュボード(管理画面)の設定の中に「Page View Count」が表示されます。
Page View Countプラグインの設定画面はダッシュボード(管理画面)の設定の中の「Page View Count」をクリックします。
Page View Countの設定
設定項目はすべて英語です。
以降はすべて日本語に翻訳した画面を載せています
Page View Countの設定画面には下記の10項目あります。
- プラグインフレームワークのグローバル設定
- カウンターの位置とタイプ
- カウンターアイコン
- ページビューカウントロード
- 抜粋コンテンツのページビュー
- 投稿とページでアクティブ化
- これらのカスタム投稿タイプでアクティブ化
- アクティベーションリセット
- ページビューカウントショートコード
- ページビューカウント機能
プラグインフレームワークのグローバル設定
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- オープンボックスディスプレイ
Page View Counの設定画面内の各項目を全て展開表示させるか否か - 削除のクリーンアップ
オンにするとプラグインを削除したときにすべてのページビューカウントデータを消すことができます
初期設定の状態のままではページビューカウント機能がオンになっていません。オープンボックスディスプレイは必ずオンにする必要があります。
カウンターの位置とタイプ
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- カウンターポジション
ページビューカウントの表示位置を記事内の下にするか上にするかを選択 - カウンターアライメント
ページビューカウントの表示位置を「左」「中心」「右」の中から一つを選択 - カウンタービュータイプ
合計閲覧数と、今日の閲覧数を表示するか、今までの累計閲覧数を表示するかを選択 - 総視聴回数テキスト
累計閲覧数の表示文字を好きな文字に変更できます。初期設定は「total views」 - 今日のビューテキスト
今日の閲覧数の表示文字を好きな文字に変更できます。初期設定は「views today」
カウンターアイコン
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- アイコンを選択
2種類のアイコンのどちらを表示させるかを選択 - アイコンサイズ
アイコンの大きさを小、中、大から選択
ページビューカウントの表示位置を「左」「中心」「右」の中から一つを選択 - アイコンの色
アイコンの色を選択。HTMLカラーコードでも指定可能
ページビューカウントロード
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- Ajaxロード
ビュー数がカウントされない場合はオンに変更します
抜粋コンテンツのページビュー
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- 抜粋コンテンツに表示
カテゴリーやHTMLサイトマップページにもページビューカウントを表示させるか否か
投稿とページでアクティブ化
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- 投稿
投稿記事にページビューカウントを表示させるか否か
- ページ
固定ページにページビューカウントを表示させるか否か
これらのカスタム投稿タイプでアクティブ化
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- CTA
投稿ページにページビューカウントを表示させるか否か
アクティベーションリセット
↑初期設定の状態です。各項目の意味は下記のとおりです。
- すべての個々のアイテムをリセット
オンにして変更を保存すると、設定変更した項目を反映します
ページビューカウントショートコード
ショートコードの説明案内なので設定を変更する箇所はありません。
- ショートコード
下記のショートコードを記載して記事内の好きな場所にページビューカウントを表示させることができます
[pvc_stats postid="" increase="1" show_views_today="1"]
ページビューカウント機能
PHPコードの説明案内なので設定を変更する箇所はありません。
- 単一の投稿、ページ、オブジェクト
pvc_status_update関数の説明
- インデックスページ
pvc_stats関数の説明
これらのPHPコードをWordPressのテーマファイルに追記することで独自のテーマやプラグインによって作成された投稿タイプにページビューカウントを表示させることができます。
Page View Countの使い方(閲覧数を表示させる方法)
利用者に閲覧数(ページビューカウント)を提示する方法は下記の4つです。
- ウィジェット機能を利用
- ショートコード
- コードをPHPファイルに記述
- 記事内の下部と上部(設定項目の「カウンターの位置とタイプ」で選択)
任意の場所に表示したい場合はショートコードを記事内に記述するか、PHPコードを直接テーマファイルに記載します。
ブロックエディタのウィジェット機能を使うとPCのサイドバーなどに表示させることができますが、2022年6月現在機能しません。なので「Classic Widgets」プラグインを利用して昔のウィジェットに戻すと機能しました。
今後改善される可能性が高いので、もしブロックエディタでダメだった場合に試してください。
「Classic Widgets」プラグインの詳細な説明はこちらの記事を参考にしてください↓
Classic Widgets WordPress5.8以降のウィジェットを元に戻すプラグイン 空ブロックが消えない時の削除方法
ウィジェット機能を利用して閲覧数を表示
WordPressの管理画面(ダッシュボード)の外観の中にあるウィジェットをクリックします。※以降はブロックエディタのウィジェットの写真ですが昔のウィジェットも同じ手順になります。
↑閲覧数を表示させたい場所で+ボタンをクリックして「すべて表示」をクリックします。表示場所はサイドバーがおすすめです。
↑左側に表示されたウィジェット機能の一覧から「Page Views」をクリックします。
以上がウィジェット機能を使った閲覧数を表示させる方法です。
ショートコードを利用して閲覧数を表示
閲覧数を表示したい場所に下記のショートコードを記載します。
[[pvc_stats postid="" increase="1" show_views_today="1"]]
コードをPHPファイルに記述
WordPressのテーマファイルに直接PHPコードを記述することで任意の場所に閲覧数を表示することができます。
例えば、投稿記事内に表示したい場合はsingle.phpファイル等に下記のコードを記載します。
<?php pvc_stats_update( $postid, 1 ); ?>
閲覧数を確認
閲覧数(ビュー数)を確認する方法は主に下記の3種類です。
- ウィジェット機能を利用した場合はトップページのPCサイドバーを確認
- 記事内の下部または上部(設定項目の「カウンターの位置とタイプ」で指定した位置)
- ショートコードを記述した箇所
➋と➌の表示内容は一緒です。
この3種類の方法を利用して好きな場所に閲覧数を表示させることが可能です。
ウィジェットを設置した場合の表示例
ウィジェット機能を利用してPCのサイドバーに「最も表示数の多い投稿」を表示させた場合は下記のようになります。
記事内の下部や上部、ショートコードを利用した場合の表示例
↑これは初期設定の場合の表示例です。
↑記事内に表示された場合はこのように閲覧数が表示されます。
初期設定では英語表記になっていた文字を日本語に変更しています。
閲覧数を修正する方法
↑投稿ページの編集画面から表示数を変更できます。
Activate on this itemのチェックマークを外すと、記事の閲覧数を非表示にすることができます。
まとめ
Page View Countプラグインを利用すると投稿記事や固定ページの閲覧数を利用者に見せることができます。
ただ、利用用途はほとんどありません。なぜなら利用者と管理者の双方にとって殆どメリットがないからです。
唯一のメリットがあるとすれば、アクセス数の多い投稿記事の場合だと、他の人も見ているという安心感を与えることができます。
それ以外には、管理者(作成者側)のモチベーションアップにはなるかもしれません。
全ての記事の閲覧数を見せたくない場合、かつランキング形式で閲覧数を表示させたい場合は「Post Views Counter」のほうがおすすめです。
「Post Views Counter」の詳細な説明はこちらの記事を参考にしてください↓
Post Views Counter 記事の閲覧数を表示するプラグイン 設定方法と使い方
より簡単な設定で使い易さを重視する場合は「WP Postviews」プラグインのほうをおすすめします。
「WP Postviews」の詳細な説明はこちらの記事を参考にしてください↓
WP Postviews 記事の閲覧数を表示するプラグイン 設定方法と使い方